「完璧なスイーツ」
そう聞くと、あなたは一体どんなスイーツを思い浮かべますか?
実は、この上ない完璧なスイーツを目標に、20世紀の初めにフランスで作られたスイーツがあります。
それは、パフェ。
パフェの語源は、フランス語で「parfait(パルフェ)」で「完璧」という意味なんだそうです。
つまり、パフェはこの上なく完璧に完成された、極上のスイーツということになりますね。
ほら、そうこうしているうちにだんだんパフェが食べたくなってきたでしょう?
そんなあなたは、今週末ぜひ富山でダントツのNo.1人気を誇るパフェの名店、胡風居に行ってみてください!
胡風居(こふうきょ)とは?
富山市石屋にある、パフェが有名なカフェ。
お店やイベントのデザインや施工を行っている会社の方が、2006年に始めました。
元々は、オーナーさんがこだわりぬいてセレクトした食器やインテリアなどの展示も行うお店でしたが、パフェが大人気になり、今ではパフェがメインのお店です。
店名の「胡風居」には、「胡(いにしえの月)と風の居場所」という意味合いがあるそうです。
基本情報
住所
〒939-8121 富山県富山市石屋201
駐車場有。
営業時間
11:00~17:00(L.O.16:30)
※売り切れ次第営業終了
※予約不可
定休日
水曜日、日曜日+不定休
※詳しくは公式ブログをご覧ください。
公式SNS
外観
周りに目印になる建物があまりないので、地図で見ると少し不安かもしれません。
が、実際行ってみると周りに何もないので私は逆に分かりやすかったです(笑)
駐車場はお店の前に12台分と、お店の裏に15台分の合わせて27台分と、結構たくさん停められます。
※駐車場以外の敷地や路上に駐車した場合、入店することはできません。
絶対に駐車場以外に車を停めないでください。
こちらがお店の前の駐車場。
こちらはお店の裏の駐車場。
裏の駐車場は整備されていないので、雨の日などは足元に気を付けてください。
店内
店内は和モダンなデザイン。
黒の家具やインテリアで統一感があり、落ち着いていてのんびりした雰囲気です。
なんでも、胡風居のテーマカラーは黒なんだそう。
お着物も飾ってあります。
デザインや施工の会社の方がされているカフェというだけあって、おしゃれな雑貨や絵がいたるところにあり、センスあふれる店内になっています。
テーブル席のほかにカウンターもあり、1人パフェしたい方にも優しい作りになっています。
私が行ったのは平日の16時くらいだったので、全く並んでおらずすぐに店内に入ることができました。
ただ超人気店ですので、平日の混みあう時間帯や休日、暑い時期など、行列ができている時は入り口のこちらのスペースに座って待つことになります。
それでも店内に入りきらない場合は、外で並んで待ちます。
予約不可で、整理券の配布や、名前や電話番号を記帳するシステムもありません。
ただただ、一列に並んで待ちましょう。
時期や時間によっては、開店前から大行列になるみたいなのであしからず。
メニュー
パフェは季節によってラインナップが変わります。
私が行ったのは2月の下旬だったので、あまおうのパフェが人気みたいでした。
フルーツの仕入れ状況によってパフェの期間が変わるので、詳しいメニューを知りたい方は公式ブログからご確認ください。
ドリンクと軽食もあります。
パフェの陰に隠れていますが、角煮サンドはオープン当時からある人気メニューのようです。
小さいお子様、ご高齢の方を除いては必ず1人ワンオーダー以上注文しましょう。
食べてみた
パフェ2種類と、それぞれにセットでドリンクをつけました。
私が行った時(平日の16時頃)は、注文してから10分ほどでパフェを提供していただけましたが、混んでいる時は提供に時間がかかるみたいですので、お時間に余裕を持って行きましょう。
ショコラベリーパフェ(1,400円)
うっ・・・美しいっ・・・!!
脚の細い、角ばったデザインのグラスをパフェに使うところがもう、普通のパフェとは一線を画しています!
色々な層が織り成すパフェの断面は、まるでアート。
苺、ココア、チョコソース、ラズベリーソース、ソフトクリーム、パイ、オレンジ、紅茶チョコアイス、キャラメルチョコアイス、赤ワインと苺のコンポート
から構成されています。
※赤ワインのアルコールは飛ばしてあります。
一番上のチョコレートの層はこんなに分厚い!
なめらかなムースのような食感で、甘いのですがくどくなく、そのまま食べても下の層と食べても最高!
苺との相性も、言うまでもなくバツグンです。
胡風居のパフェに使われているソフトクリーム、アイス、ソルベは一部ハーゲンダッツ等を除いて全て手作りされたもの。
こちらのパフェに入っていたものも、濃厚だけど濃すぎず、最後まで飽きずに食べきることができます。
パイは入っている量はわずかながらも、下に雑味が残らないよう、香料や保存料が使われていない、小麦粉と塩とバターのみで作られたニュージーランド産のパイを使用しているそう。
わずかしか使わない素材にも、本当にこだわって厳選しているのだと知りびっくりしました。
下の方に入っている紅茶チョコアイス、キャラメルチョコアイスと、変化球のオレンジも組み合わせがバッチリで、後半にさっぱりとした味わいがあるのはすごくうれしかったです。
最後は赤ワインと苺のコンポートで、大人な味を楽しんでフィニッシュ。
クレームブリュレのパフェ
こちらはゴージャスなデザインの、重厚感あるグラス。
苺、生クリーム、ピスタチオ、キャラメリゼしたカスタードクリーム、タルト、ソフトクリーム、キャラメルアイス(風味付けにラム酒使用)、苺、赤ワインと苺のコンポート
から構成されています。
カスタードクリームの層はキャラメリゼされており、甘みと共に香ばしさが口に広がります。
この層だけでも2cmくらいの厚みがあるので、パフェでありながら存分にクレームブリュレを楽しむことができるのが良い!
カスタードクリームの層を抜けると、タルトが少し入っています。
カスタードクリームとタルトもまた、絶対に間違いのない組み合わせ!
カスタードクリーム、タルト、苺を一緒に食べると、苺タルトを食べているような感覚に。
ただ、普通に苺タルトを食べる時には味わえない至福がこのパフェにはあります。
そう!ソフトクリームやアイスと一緒に食べられるのです!
パフェと苺タルトを一度に楽しむことができるような、満足度の高いパフェでした。
コーヒー(+250円)
こちらで提供されるコーヒーは、富山市新庄にあるカフェMicT(ミクト)で、季節折々に胡風居のためだけに作ってもらっているオリジナルブレンド!
私はコーヒーには全然造詣が深くないのですが、苦みや酸味がそれほど強くなく、丸みがあってパフェとも合う味わいでした。
鮮やかなブルーのコーヒーカップとソーサーもかわいいですよね。
巨峰烏龍茶(+250円)
巨峰の香りがついた烏龍茶。
烏龍茶ではありますが、爽やかで煎茶のような味わいです。
甘みはついていませんが、巨峰の甘くフルーティーな香りが漂ってきて、とても癒されます。
パフェで冷たくなった口を温めるのにも丁度良かったです。
コーヒーもそうですが、セットにすると半額の250円でドリンクが飲めるのはお得です!
まとめ
胡風居は、
・時期や時間によっては大行列の超人気店。
・パフェ提供までかなり時間がかかる時もある。
・全ての素材にこだわった至極のパフェ。
・ソフトクリーム、アイス、ソルベは全て手作り。
・間違いなく、完璧なスイーツ。
という、大行列もうなずける、本当においしい至極のパフェのお店でした。
本当にパフェが完璧なスイーツなのか?
それは胡風居に行って、ぜひあなたの目と舌で実際に確かめてみてください。
人気店ゆえ、色々とルールやマナーが多いと感じるかもしれませんが、全てはみんなが気持ちよく胡風居を楽しむためのものです。
ルールを守って楽しく、おいしくパフェを楽しみましょう!
フルーツサンドが有名な和カフェ!
季節のパフェが食べられるレトロ喫茶!