2019年10月19日(土)、ついにファボーレが増床リニューアルオープンしましたね!
新店舗86店舗、北陸初16店舗、富山県初17店舗、富山市初21店舗が新たに登場し、魅力満載のまさに「大きな街」が誕生しました。
オープン当日はテレビでも特集や中継が行われていたり、SNSや翌日の新聞では大盛況の様子が報告されたりと、とにかく話題になっていましたね。
今回は前回の「【台湾甜商店】ファボーレ新店舗レポ①大人気のとろとろ生タピオカが富山に上陸!」に引き続き、北陸初出店の「京鼎樓小館」に行ってきたので、レポートします!
京鼎樓とは?
本場台湾で行列ができる小籠包の専門店。
「京鼎樓」の読み方は、「ジンディンロウ」です。
台北の本店はガイドブックには必ず載っている超有名店で、現地の人だけではなく、毎日多くの日本人観光客でにぎわっています。
2005年に日本1号店がオープンしてから全国に展開している人気店が、ファボーレのフードコートに登場しました。
日本の「京鼎樓」はカフェ&レストランがコンセプトで、フードコートの店舗は「京鼎樓小館」と言うみたいですね。
富山だと小籠包が食べられるお店は珍しいので、フードコートで気軽に食べることができるのはうれしい!
基本情報
住所
電話番号
076-461-5868
営業時間
10:00~21:00(L.O.20:30)
公式SNS
店内
ファボーレ新館2階にある、立山フードテラスにあります。
立山フードテラスは、立山を一望できるフードコートなのでこの名が付けられたみたいですね。
私が行ったのは夜だったので立山は見えませんでしたが、店内は広々としていて明るく、開放感があります。
カウンター席には電源があったので、ちょっとした作業もできそうでした。
京鼎樓小館は入り口右手、肉のヤマキ商店の隣にあります。
メニュー
小籠包が有名なお店ですが、フードコートの店舗なので麺かご飯とのセットが基本的なメニューのようです。
もちろん小籠包を単品で頼むこともできますが、3個入りしかないみたいですね。
サイドメニューには春巻きや、台湾名物のマンゴーかき氷があります。
食べてみた
今回は同じく人気台湾グルメ、ルーロー飯セット(1,030円)を頼みました。
小籠包(単品:360円)
セットの小籠包も3個入りです。
単品で頼むと360円なので、小腹が空いたときに気軽に食べられるお値段ですね。
見て分かると思いますが、ツルツルの皮というよりはモチモチ。
割りばしで持つとお箸にひっついてくる感じです。
皮自体は厚くはありませんが、薄くもなく。
公式ホームページには超薄皮が特徴、と書いてあったのですが・・・これはフードコートオリジナルの小籠包なのでしょうか・・・?
小籠包の皮を割ると、中からスープがあふれ出てきました!
京鼎樓の小籠包は、コラーゲンを含んだ芳醇なスープが特徴なんだそうですが、そのスープに豚肉の旨味と脂が溶け込んでいて、風味が口いっぱいに広がります。
スープの量が結構多めなのが本場っぽい!
皮に包まれているので、もちろん中はアツアツ。
これをハフハフ食べるのが最高です!
箸袋においしい食べ方が書いてありました。
私はショウガを乗せて、黒酢とお醤油を混ぜたタレにつけて食べるのがお気に入りです。
ルーロー飯(セット:1,030円、単品:800円)
ルーロー飯とは台湾を代表する料理の一つで、煮込み豚肉のかけご飯のことです。
豚バラ肉は脂身が多めでとろとろ!
ゴロッとしたお肉が食べ応えあります。
甘めの味付けですが、台湾っぽい独特のスパイスが加わっており、日本では食べられないスパイシーな味!
苦手な方もいらっしゃるかもしれませんが、ベースは醤油で甘めの味なので、間違いなくご飯が進む味です。
小松菜?は中華だしとゴマ油の味付けでさっぱりしていて、ザーサイと合わせて箸休めにちょうど良いです。
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とてもおいしくいただいたのですが、1つだけ補足をさせてください。
実は私、台湾の京鼎樓本店に行ったことがあるのです。
なので、ファボーレに京鼎樓ができると聞いた時、またあの味が食べられるのだと思い、すごくうれしかったです。
フードコートでの出店ではありますが、公式ホームページには「京鼎樓の小籠包をお手軽に」と書いてありましたので、同じ小籠包なのだと期待していました。
しかし、台湾で食べた小籠包と今回いただいた小籠包を比べてしまうと、やはり別物だなと感じざるをえませんでした。
写真でも違いをお分かりいただけると思います。
左の本店の小籠包は、薄皮なのが良く見てとれますよね。
薄皮であるがゆえ、下の方に中のスープがたまってたぷん、としているのも分かります。
対する右のファボーレ店の小籠包は、左と比べるとやはり薄皮とは言えません。
もちろんフードコート店なので、その場で包んで作っているわけではありませんから仕方なのないことだと思います。
きっと工場で作られた冷凍かチルドの小籠包を、店舗で蒸して(温めて?)提供しているのでしょう。
そう考えると、冷凍かチルドの小籠包にしてはかなりレベルが高く、とてもおいしいものだということが良く分かります。
実際に食べてみておいしいのは間違いありませんでしたし。
私は決しておいしくないと非難したいわけではありません。
小籠包を食べられる機会が少ない富山で、お買い物のついでにこんなに手軽に、こんなに安価で食べられる小籠包としてはレベルが高いと思いますし、おいしいです。
ただ、「京鼎樓」と同じ小籠包をフードコート店舗の「京鼎樓小館」で食べられる、本格的な小籠包が食べられる、と思って行くと、がっかりしてしまうかもしれないということをお伝えしておきたいのです。
もちろんファボーレに「京鼎樓小館」ができてうれしい気持ちに変わりはありませんよ!
今後ファボーレにお買い物に行く時にも、ここの小籠包を食べたくなることもあると思いますし、選択肢の1つであることは間違いありません。
まとめ
京鼎樓小館は、
・小籠包は3個入り360円
・コラーゲン入りのスープたっぷりのアツアツ小籠包
・ルーロー飯は甘めだけど台湾特有のスパイシーな味付け
・「京鼎樓」と同じ小籠包ではない
というお店でした!
ファボーレにお買い物に行った際には、ぜひ立ち寄ってみてください!
3個入りの小籠包はおやつにもちょうど良いですよ!
ファボーレ新店舗レポ①、③もぜひご覧ください!
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